1級管工事施工管理技士 過去問|令和7年第39問 送風機(種類と静圧)解説

1級管工事施工管理技士 令和7年 第39問 送風機 アイキャッチ画像

1級管工事施工管理技士 第一次検定の令和7年 第39問は、送風機に関する知識問題でした。斜流・軸流(プロペラ)・横流・後向き羽根の各送風機の特徴について、4つの記述から「適当でないもの」を選ぶ形式です。

本記事では1級管工事施工管理技士を保持する現役設備エンジニアの視点から、結論→プロペラ送風機は低静圧用→各送風機の特徴→選択肢検証→実務目線の流れで整理します。「プロペラ送風機は低静圧の換気用」を押さえれば、計算不要で取れる1点です。

送風機は種類ごとの「風量・静圧の得意分野」が頻出。低静圧か高静圧か、をセットで覚えると選定にも役立ちますよ。

⏱ まとまった勉強時間が取れない方へ

1講義10〜20分のeラーニングで合格へ

SAT 施工管理技士 映像講義でスキマ時間に合格
  • 映像中心で通勤・休憩のスキマ時間に最適
  • 記述添削も懇切丁寧、合格まで伴走
  • 令和6年改正の最新試験傾向に対応

↓ 忙しい社会人でも続けられる ↓

資料請求は無料・しつこい勧誘なし

目次

令和7年 1級管工事 第39問はこんな問題(知識型)

📘 問題の要旨(要約)

送風機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

選択肢は次の4つ。正解は②です。

番号記述の要旨正誤
斜流送風機は、小型の割に風量が大きく、静圧200〜400Pa程度で使用◯ 正しい
プロペラ送風機は、ケーシングと案内羽根をもち、静圧400Pa以上で使用✕ 誤り
横流送風機は、ルームエアコン・FCU・エアカーテン等に用いる◯ 正しい
後向き羽根送風機は、多翼に比べ高速回転が可能で、静圧2,000〜3,000Pa程度◯ 正しい

問題本文は公式PDFで確認できます。

カギは「プロペラ送風機=換気扇」のイメージ。低い静圧で大風量を扱う簡素な構造で、ケーシングや案内羽根はもちません。

結論:正解は②|プロペラ送風機は「低静圧」用

先に答えだけ知りたい方のために結論をまとめます。正解は②。プロペラ送風機(軸流)は、低い静圧(おおむね100Pa以下)で大風量を扱う換気用です。ケーシングや案内羽根をもたず、静圧400Pa以上では使いません。「ケーシングと案内羽根をもち、静圧400Pa以上で使用」は誤りです。

  • ②の誤り:プロペラ送風機は低静圧用で、ケーシング・案内羽根をもたない。400Pa以上では使わない
  • ①正しい:斜流送風機は小型の割に風量が大きく、中程度の静圧で使用
  • ③正しい:横流送風機はルームエアコン・FCU・エアカーテンに用いる
  • ④正しい:後向き羽根送風機は高速回転・高静圧に向く

結論だけ確認したい方はここでOK。各送風機の特徴を整理したい方は、この続きをどうぞ。

送風機の種類を整理|静圧域で使い分ける

  • プロペラ(軸流):低静圧(〜100Pa程度)・大風量。換気扇・冷却塔ファン等
  • 斜流:小型で風量が大きく、中程度の静圧(200〜400Pa程度)
  • 横流(クロスフロー):ルームエアコン・FCU・エアカーテン
  • 後向き羽根(ターボ):高速回転・高静圧(2,000〜3,000Pa程度)

送風機は「必要な静圧」で選びます。プロペラは低静圧の代表で、ダクト抵抗の大きい系統(高静圧)には向きません。②はこの特徴を取り違えた誤りです。

選択肢を1つずつ検証|なぜ②が誤りか

① 斜流送風機 → ◯
小型で風量が大きく中静圧で使用。正しい記述です。

② プロペラ送風機が高静圧 → ✕ 正解
低静圧用でケーシング・案内羽根をもたない。これが誤りです。

③ 横流送風機 → ◯
ルームエアコン等に用いられ、正しい記述です。

④ 後向き羽根送風機 → ◯
高速回転・高静圧に向き、正しい記述です。

試験=静圧域、実務=送風機の選定で使う

① 必要風量・静圧から選定

実務では、ダクト系の抵抗(静圧)と必要風量から送風機を選びます。低静圧ならプロペラ、高静圧ならターボ、というように特性に合った機種を選定します。

② 多翼(シロッコ)との使い分け

空調用は多翼(シロッコ)や後向き羽根が主流です。効率や騒音、サージングの観点から、運転点に合った特性曲線の機種を選ぶのがポイントです。

③ 省エネとインバータ制御

送風機の軸動力は回転数の3乗に比例するため、インバータによる風量制御は大きな省エネになります。送風機の特性を理解した制御計画が省エネの鍵です。

送風機は静圧域で使い分けるのが基本。「プロペラ=低静圧」を押さえておけば、選定でも試験でも迷いませんよ。

まとめ|「プロペラ送風機は低静圧用」を覚えるだけ

  • 正解は②|プロペラ送風機は低静圧用でケーシング・案内羽根をもたない。「高静圧」は誤り
  • ①斜流、③横流、④後向き羽根…はすべて正しい
  • 送風機は必要な静圧で使い分ける

送風機は出題の常連分野。静圧域での使い分けを押さえれば、確実な得点源になりますよ。

次に読むべき関連記事

同じ令和7年の他の問題も、1問ずつ解説しています。あわせてどうぞ。

⏱ まとまった勉強時間が取れない方へ

1講義10〜20分のeラーニングで合格へ

SAT 施工管理技士 映像講義でスキマ時間に合格
  • 映像中心で通勤・休憩のスキマ時間に最適
  • 記述添削も懇切丁寧、合格まで伴走
  • 令和6年改正の最新試験傾向に対応

↓ 忙しい社会人でも続けられる ↓

資料請求は無料・しつこい勧誘なし

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役20年の設備エンジニア。
「転⁠職⁠し⁠た⁠け⁠ど⁠残⁠っ⁠た」立場から発⁠信。

20〜30代の建設業エンジニアに、
「市⁠場⁠価⁠値⁠で⁠決⁠め⁠る⁠キ⁠ャ⁠リ⁠ア」を伝⁠授。

転職エージェント登録経験から、
「現⁠職⁠を⁠活⁠か⁠す⁠働⁠き⁠方」を発⁠信⁠中。

【保有資格】
・設⁠備⁠設⁠計⁠一⁠級⁠建⁠築⁠士
・建⁠築⁠設⁠備⁠士
・一⁠級⁠管⁠工⁠事⁠施⁠工⁠管⁠理⁠技⁠士
・一⁠級⁠電⁠気⁠工⁠事⁠施⁠工⁠管⁠理⁠技⁠士 ほか

詳⁠し⁠い⁠プ⁠ロ⁠フ⁠ィ⁠ー⁠ル⁠は⁠こ⁠ち⁠ら

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次