建設業界で就職・転職を検討する際、スーパーゼネコン5社と並んで有力な選択肢になるのが「準大手・中堅ゼネコン」です。
準大手・中堅ゼネコンはスーゼネに次ぐ技術力と案件規模を持ちながら、企業ごとに得意分野(マンション・土木・免震・再開発など)や働き方の特徴が大きく異なります。
とはいえ、
- 準大手・中堅ゼネコンで一番年収が高いのはどこ?
- 残業時間や離職率、働きやすさで比較するとどうなる?
- 自分に合った1社を選ぶにはどこを見るべき?
と迷う方も多いはずです。
この記事では、有価証券報告書・就職四季報・口コミをもとに、準大手・中堅ゼネコン13社の年収と働きやすさをランキング形式で比較し、各社の個別企業研究記事に内部リンクでつないでいきます。気になる企業をそのまま深掘りできる構成になっているので、ブックマーク推奨の「企業選びマップ」として活用してください。
準大手・中堅ゼネコンとは?スーゼネとの違い
一般的に、ゼネコンは売上規模でスーパーゼネコン・準大手・中堅に分類されます。
| 区分 | 売上目安 | 主な企業 |
|---|---|---|
| スーパーゼネコン | 売上1兆円超 | 鹿島・大林・大成・清水・竹中 |
| 準大手ゼネコン | 売上3,000〜5,000億円 | 長谷工・前田・戸田・安藤ハザマ・西松・三井住友・熊谷・東急・鉄建・フジタ ほか |
| 中堅ゼネコン | 売上1,000〜3,000億円 | 奥村組・鴻池組・ピーエス・コンストラクション ほか |
スーパーゼネコンに比べると平均年収は100〜200万円ほど下がる傾向ですが、その分配属や裁量の面でエース人材として扱われやすい、得意分野に強みが集中し専門性を磨きやすいといったメリットがあります。



準大手・中堅ゼネコン 年収ランキング【2026年版】
まずは有価証券報告書の平均年収をもとにしたランキングです。気になる企業名をタップすると、個別の企業研究記事(年収・残業・離職率・評判・採用難易度まで徹底解説)に飛べます。
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 特色 |
|---|---|---|---|
| 🥇1位 | 長谷工コーポレーション | 1,057万円 | マンション施工No.1 |
| 🥈2位 | 安藤ハザマ | 1,005万円 | 土木・ダム・原子力 |
| 🥉3位 | 前田建設工業 | 1,002万円 | インフロニアHD中核 |
| 4位 | 戸田建設 | 983万円 | 教会・病院建築に強み |
| 5位 | 奥村組 | 983万円 | 免震構造で国内トップ |
| 6位 | 西松建設 | 975万円 | ダム・トンネル土木の雄 |
| 7位 | ピーエス・コンストラクション | 971万円 | PC橋梁シェア国内トップ |
| 8位 | フジタ | 943万円 | 大和ハウスグループ |
| 9位 | 鴻池組 | 939万円 | 関西の老舗・土木建築両輪 |
| 10位 | 三井住友建設 | 932万円 | PC・LRT・海外インフラ |
| 11位 | 鉄建建設 | 916万円 | 鉄道工事の専門性 |
| 12位 | 熊谷組 | 911万円 | 山岳トンネル・住友林業提携 |
| 13位 | 東急建設 | 889万円 | 東急グループ・鉄道再開発 |
1位の長谷工コーポレーションは年収1,057万円と、スーゼネの清水建設(1,102万円)や竹中工務店(1,086万円)に肉薄する水準。マンション特化型の高収益モデルが効いています。
一方、東急建設(889万円)から長谷工(1,057万円)までは168万円の開きがあり、同じ「準大手・中堅」でも年収差はかなり大きいのが実情です。
働きやすさランキング(残業・離職率・勤続年数)
年収だけで企業を決めると「入社後に激務で後悔」となりがちです。月平均残業時間・3年後離職率・平均勤続年数の3指標でチェックしましょう。
| 企業名 | 月残業 | 3年離職率 | 平均勤続 |
|---|---|---|---|
| 奥村組 | 23.2h | 13.5% | 15.5年 |
| ピーエス・コンストラクション | 23.8h | — | — |
| 安藤ハザマ | 26.5h | 16.4% | — |
| 鉄建建設 | 27.0h | 30.1% | 17.1年 |
| 東急建設 | 27.5h | — | 18.7年 |
| 西松建設 | 29.6h | — | 19.2年 |
| 鴻池組 | 31.4h | 19.3% | 20.1年 |
| 長谷工コーポレーション | 30〜40h | — | — |
| フジタ | — | 19.4% | — |
奥村組は「残業23.2h・3年離職率13.5%・平均勤続15.5年」と働きやすさの三冠。免震構造のニッチトップでBtoB案件中心のため、残業の波が比較的小さいのが特徴です。
一方、鉄建建設の3年離職率30.1%は業界の中でも高め。鉄道インフラの夜間工事が多いため、ライフスタイルとの相性は慎重に見極めたいところです。
・高年収×働きやすさ両立型 → 安藤ハザマ / 奥村組
・土木でガッツリ経験積みたい → 西松建設 / 鴻池組
・ニッチ技術で市場価値を高めたい → ピーエス・コンストラクション / 奥村組
準大手・中堅ゼネコン13社 個別紹介
ここからは年収ランキング順に、各社の特色・KPI・向いている人を端的にまとめます。「もっと詳しく」のボタンで各社の個別企業研究記事に飛べます。
🥇1位 長谷工コーポレーション(1,057万円)
🥈2位 安藤ハザマ(1,005万円)
🥉3位 前田建設工業(1,002万円)


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新卒の無料相談をする4位 戸田建設(983万円)
5位 奥村組(983万円)
6位 西松建設(975万円)
7位 ピーエス・コンストラクション(971万円)
8位 フジタ(943万円)
9位 鴻池組(939万円)
10位 三井住友建設(932万円)
11位 鉄建建設(916万円)
12位 熊谷組(911万円)
13位 東急建設(889万円)
目的別|おすすめ企業の組み合わせ
年収最優先なら:長谷工 / 安藤ハザマ / 前田
TOP3はいずれも1,000万円超え。特に長谷工はマンションに特化した高収益モデル、安藤ハザマは土木高付加価値案件、前田はインフロニアHDの事業投資で稼ぐなど、高年収の背景にあるビジネスモデルまで理解しておくと面接でも差がつきます。
働きやすさ重視なら:奥村組 / 安藤ハザマ / ピーエス
残業・離職率が業界平均より明確に低い3社。奥村組は3冠(残業23.2h・離職率13.5%・勤続15.5年)と頭ひとつ抜けていて、ライフステージに合わせた長期キャリア形成がしやすい印象です。
ニッチ技術で市場価値を高めたいなら:ピーエス / 奥村 / 鉄建
PC橋梁、免震、鉄道インフラとそれぞれ国内でトップ級の専門性を持つ3社。スーゼネのように「何でも屋」になるより、「◯◯ならこの会社」と言われる専門家を目指したい人に向いています。
関西圏で働きたいなら:鴻池組 / 奥村組
関西発祥で関西の公共工事・民間大型案件の施工実績が豊富な2社。勤続20年超と定着率の高さも魅力で、地元でライフワークバランスを大切にしたい人に合います。
まとめ|準大手・中堅ゼネコンは「得意分野×働き方」で選ぶ
準大手・中堅ゼネコンは、スーゼネほどの知名度はなくても、ニッチ分野でトップクラスの技術力を持ち、年収も1,000万円に迫る水準の企業が揃っています。
ポイントは以下の3つです。
- 年収トップは長谷工(1,057万円)、最下位東急との差は168万円と同カテゴリ内でも差が大きい
- 奥村組は残業・離職率・勤続の3指標で突出した働きやすさ
- 得意分野(マンション・土木・免震・PC橋梁・鉄道・海外・再開発)と自分の志向のマッチングが最大のポイント
気になる企業があれば、各社の詳細記事から有価証券報告書・就職四季報・口コミの一次情報まで深掘りしていきましょう。


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